犬猫の寿命が伸びているって知っていましたか?
犬猫の平均寿命が伸びてきて、10年前と比べても犬猫ともに1歳ほど延伸しています。これは人に換算すると4〜5歳伸びたことになります。
病気とそれに伴う診療費は、5歳くらいから上昇し始め、7歳を超えたあたりからぐっと増えていきます。7歳といえばシニア期に差し掛かったあたり。病気でなくても老化やそれに伴う体の変化が起こってくる時期です。
7歳以上では年齢を重ねるごとに、今まで以上に体調の変化や病気の兆候を見逃さない、早期発見に努めることが重要になってきます。
このコラムでわかること
犬猫の寿命がどれくらい伸びているか / シニア期(7歳〜)に増える病気 / 犬と猫それぞれの3大死因 / 血液検査だけではわからない理由 / ドッグドック・キャットドックで行う検査の種類

犬と猫の3大死因と、早期発見の大切さ
犬の3大死因は悪性腫瘍(がん)、心臓病、腎臓病であり、猫は悪性腫瘍(がん)、腎臓病、消化器疾患となっています。これらの病気は早期発見・早期治療が重要ですが、初期段階では無症状のことも多いため、定期的な健康診断が推奨されています。
「血液検査はこの前しました」では、見つけられない病気がある
「最近健診は受けましたか?」と聞いてみると「血液検査はこの前しました」という答えをよく聞きます。
しかし、前述したような高齢で多い疾患は血液検査のみではわからないことが多いです。とくにがんが進行して、症状として飼い主が見てわかる頃というのは、かなり進行していることも少なくありません。そして初期のがんが血液検査でわかるものはほとんどないのです。

ドッグドック・キャットドックでは検査を組み合わせて診断する
ドッグドック、キャットドックでは血液検査に加え、画像検査も一緒に行います。どの検査も病気の診断に得意・不得意があり、どれか単独の検査で評価するには限界があります。病気ごと・臓器ごとに行うべき検査が異なるため、血液検査だけでは得られない情報も、画像検査だけでは得られない情報も数多く存在します。それぞれの検査を複合的に組み合わせて、情報を相互に補完し合い、総合的に病気を診断し、病気の有無のスクリーニングをしていきます。
一般身体検査でわかること
例えば心臓病は超音波(エコー)検査ができなければ話になりません。猫の慢性腎臓病は、血液検査が最初の診断や状態把握に優れています。また、腫瘍はレントゲン、超音波、CT検査を合わせてみることで診断精度が上がります。
健康診断の一般身体検査では、歯周病をはじめとする口腔疾患の具合や、太りすぎ・痩せすぎがないか、栄養や食事の相談、皮膚被毛の状態、変形性関節症からくる四肢・関節の痛みの相談、目が白くなってきたなど、さまざまな健康上の問題についてもサポートいたします。
高齢になって健康診断を受けたことがない、血液検査は受けているけど画像検査はしていない。そんな方は一度、総合的な健康診断を受けてみませんか?
ノア動物病院(山梨/東京・八王子)
見えない不調を見つける。それが、検査の役割です。
動物は自分の体調不良を言葉で伝えることができません。
だからこそ、検査によって”体の中で起きていること”を知ることがとても大切です。ノア動物病院では、体への負担をできるだけ減らしながら、正確な診断と早期発見を目指しています。